連帯保証人とは何なのか

生活費を少し親兄弟に借りるという時には、保証人を立てたりするようなこともなく、給料が入り次第すぐに返したりすることもできます。ですが、借りるお金の金額が大きくなってきたり、賃貸物件を利用するという時には連帯保証人が求められることもでてくるので、誰にお願いすればよいのかと悩むことも出てくるでしょう。

 

同じ保証人であっても、連帯保証人となると何が違ってくるのか、分かりにくくて首を傾げて考えてしまう場合もあります。借金をした本人である債務者の保証をする部分は同じですが、どこまで保証するのかの範囲や、万が一支払いが滞ってしまった時の督促が始まるタイミングに違いがありますので、厳密には同じ存在というわけではないので注意しなくてはいけません。

 

連帯保証人の場合は、保証人には認められている3つの権利がありません。一つ目は催告の抗弁権で、業者がいきなり督促にやってきても文句を言えないことです。二つめは検索の抗弁権で、債務者が返済できる資産を持っているのにもかかわらず返済をしないでいる場合でも、代わって返済をしなければいけません。三つめは分別の利益で、複数人の連帯保証人がいたとしても頭割の返済になるのではなく、借金の全額を返済しなくてはいけないのです。

 

これらの違いを見ていくと、「連帯」と付くだけで相当保証人側にもかなり重い責任がのしかかってくる事が分かるでしょう。自分が誰かに依頼をする時はもちろんですが、誰かに依頼をされる側になる時にも、どのような保証人なのかということを今一度確認しておいて下さい。その上で、必要な手続きを進められるように準備をして周囲の人たちともよく相談をしていけるように心がけましょう。